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2021・831火曜(令和三年)
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アフガンでは恐怖の粛清が開始されている。 逮捕も取り調べもなく、その時々の状況で、現場の人間の個人的な判断で「 イスラムの敵」 と認定されたもの達を、子供から老人、男女問わず次々と殺して回っている。 赤ん坊に向けての銃撃、乱射の動画などが回ってきた。 それらは威嚇の為の脅しのものだったのかどうか、これは判定が付かない。 実際に子供はそのまま殺されたかもしれない。 そしてタリバンは女性や芸能に関連する人間を徹底的にこれから粛清するようだ。

まだ完全に公表されていないが、イスラム神学に関連するもの以外の歌、音楽は禁止。 そして楽器の使用も禁止。 女性の声も禁止。 鳥の鳴き声すら禁止。 なのだそうだ。 今の出てきている情報はそれを言っている。 無茶苦茶だ。 そのコトバを遙かに超えている。

同じスンナ派の盟主のサウジアラビアの中には、確かオーケストラもあったと思うし、勿論女性が歌を歌っても構わない。 更に鳥の鳴き声も勿論OKだ。 スンナ派もシーア派もタリバンのコーラン解釈はイスラム教徒のものではない、という声明を出している。 ただし国家としての公式なものではなくて、関連の法解釈に関わるような学者さんたちが個人的な意見として出している… のだったと思う。 流石に面と向かって、それでも建前はイスラム教徒であるタリバンを、国家を上げて否定することは難しいのだろうと分る。 下手をすればテロリストを送り込まれる。

イスラム圏域の中で開明を求める人間は、少なくともその地を離れなければもうそれを実現する事は不可能なのだというのを表わしている。 アフガニスタンにおいてはそれは絶望的だ。 彼らが占領当初言っていた「 女性を社会に参加させていく」 というのはどうせ嘘だと思っていたが、やっぱりそうだった。 このコトバしか出ない。

==https://www.businessinsider.jp/post-241317
「イスラム教では音楽は禁じられている」とタリバンの報道官が述べた数日後のことだった。
タリバンは、アフガニスタンの公共の場で音楽を演奏することを禁止すると報道官が発言した数日後に、アフガニスタンの人気歌手を殺害したと元大臣が発表した。 アフガニスタンのアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)前大統領の下で内務大臣を務めたマスード・アンダラビ(Masoud Andarabi)は、歌手のファワード・アンダラビ(Fawad Andarabi)が8月28日に「残酷に殺された」とツイッターに投稿した。 LBCニュースによると、彼はパンジシール渓谷に近いアンダラブの村の家から引きずり出され、射殺されたという。  ビジネスインサイダー 830
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そしてこのアフガニスタンにおける有名な… 日本で言ったら民謡歌手の様な男性は、パンジシール渓谷を中心に活動していたので、今北部同盟と反タリバンの連中が結集しているそれらの地域に、警告と見せしめと脅しの為にだけ殺された。 わたしはそう判定する。

北部同盟に関しては様々な情報が出ていてわからない。 少し前のタリバンがパンジシール渓谷を6000人の兵士で攻撃したという動きにおいて、撃退した、いや相当やられた、北部同盟も、という情報が錯そうしており、真実が見えない。 最近は一気に北部同盟側の情報発信が減ったので、だいぶんやられて、多くの兵士が死んだのかもしれない。 何も分からない。

==https://news.yahoo.co.jp/articles/bb2275b4beb1d52c126b8851693ed8298e9066f2
消えてしまったのは、趙薇ばかりではない。今年4月に、脱税問題が発覚したトップ女優の鄭爽(てい・そう)は、8月27日、国家税務総局が、2億9900万元(約51億円)の追徴課税を命じた。これによって、彼女は芸能界から事実上、永久追放されてしまった。 思えば、習近平主席は、自らが初めて主導した「第17期6中全会」(2011年10月の中国共産党第17期中央委員会第6回全体会議)から、この10年間、常に「文化の掌握」を図ろうとしてきた。一言で言えば、「社会主義文化」の育成だ。夫人も、元人民解放軍所属の国民的歌手・彭麗媛(ほう・れいえん)少将である。 ところが、自らの実力で上り詰めていった芸能人たちは、IT企業の創業者と同様、習近平主席に従順でない人が多い。こうしたスターたちに鉄拳を加え、「紅い芸能界」に革(あらた)めていく――それが習近平式の「文化大革命」なのかもしれない。  830
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アフガンが極端な解釈のイスラム国家を建国する流れと呼応するかのように、中国もまた毛沢東主義の極端な時代の中国に本当に戻ろうとしている。 それは西側の経済を取り入れることで発展してきた中国… というこの文脈の中で、では一体誰が発展してきたのかという部分的な視点を当てればはっきりする。

それは江沢民勢力であり、胡錦涛や温家宝の勢力である。 上海閥と共青団の勢力になる。 習近平主席は一応上海閥のバックからの主席に就任したことになっている。 しかし彼は正確にいったら上海閥とは言えない。 そう判定する。 彼は北京派なのであり、習近平一族派という、どちらかと言ったら新しい勢力になる。 だから彼にしてみれば、この旧来の中国の二つの勢力は、鄧小平の改革開放という間違った政策によって大きくなったのだから、そもそもがその改革開放が根本から失敗だったのだから彼らを粛清してその勢力を抹消しなければならない… こうしたコトバが習近平主席の脳の中を走っているのが伺える。

芸能人たちは米国のハリウッド役者よりも高い報酬を得ていながら、その全てが例外なく脱税、そして極度に脱法化された節税を行って私財をたくわえた。 今中国の内部のマネーの全体流動性の確保をしなければならない習近平主席からしたら、彼らの強奪者からの資産没収は全く正しい。

勿論習近平目線であり、奪われるものたちからしたらたまってものではない。 しかし今の中国はこれらの富裕層を逃がさないために「 コロナを名目に国際空港を全て閉鎖」 しているのだ。 もっと言えば今の中国はインドシナ半島の側に高い高い鉄条網の壁を作っているのだが、何故か日本には報道されていない。

中国国民を実際に外に出さない政策が実行に移されている。 中国人は去年ぐらいまで、年間10万人以上国外脱出をしていた。 留学生だとか労働研修生だとか長期ビジネスマン、これらを偽装して国外に出て、そして帰ってこない。 単純労働者ですらもベトナムなどに逃げていた。 これを全て逃がさない措置が発動している。

わたしは何処かの時点で日本の中にいる在日中国人たちに帰国の強制命令が発令されて、それを勿論中国人たちは守らないから、今度は中国政府として犯罪者認定して( 国外逃亡罪など) 、そこから日本の警察にリストを渡して逮捕してくれという流れに入り、それと並行して中国大使館などに中国本国から本場の軍人たちがやってきて、これらの中国人らを逮捕拘束して本国に強制送還していくのをやるのだろうな、と推測している。

それくらいに中国の労働人口が減っているからだ。 たくさん死んでいるということだ。

==https://www.epochtimes.jp/p/2021/08/78149.html
中国の金人慶・元財政部長(財務相に相当)は28日、自宅で死亡したことが分かった。中国メディアの報道によると、金氏は亡くなった妻を弔った際、自宅で火事が起き、同氏は重いやけどを負い死亡した。世論は、金氏が不審死を遂げたとして疑問を呈した。 報道によれば、27日午後11時50分ごろ、北京市海淀区にある高官らが居住する集合住宅地のビル1階のベランダで火事が発生した。ベランダには大量の本などが置かれていた。消防隊員が28日午前零時20分ごろ消火した。ベランダでやけどを負った年配者は病院に搬送され、その後死亡が確認された。焼損面積はわずか2平方メートルだという。  大紀元 831
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だから中国の中の権力闘争は、恐らく江沢民の側で働いていた様な関係者を粛清する、だとか、又は江沢民、胡錦涛の側の関係者が「 口封じのためにかつての部下を暗殺する」 という動きになっていくと見ている。 上の記事などはわたしの視点からしたら典型的な口封じだ。

共産党関連の誰かの資金を海外に逃がして運用するという事に関与していたのではないか、とさえ思う。 本人がやっていたのだったとしたらそれらの案件は中国公安が速攻で逮捕しに来る。 見せしめを兼ねているから。

そして下の動きは恐らく江沢民派関連への粛清をやるという合図、これに見える。 法輪功関連の動きだから、これらに所属する人材が山ほど記者になっている大紀元において、あっという間に記事になっている風に見える。 しかしそこには本質はなくて、法輪功の信者を大量に逮捕してウィグルなどに送り込んだのは、どちらかと言ったら江沢民の時代なのであり、そしてその時代から今の習近平政権まで生き残っているそれらの行政官=猟犬たち、これがどう見えるか。

普通に考えて江沢民の側と繋がっていると習近平政権は考える。 だから始末する。

==https://www.epochtimes.jp/p/2021/08/78129.html
中国の習近平指導部は、司法や警察などを統括する政法委員会(政法委)に対して汚職取締りを強化している。共産党中央政法委が今月16日「第2回整頓会議」を開催してからの11日間、中央から省レベルの約20人の高官がそれぞれ取調べを受け、党籍剥奪、または双開(党籍剥奪及び懲戒免職)などの処分を受けた。 取り締まりの対象となったのは、党中央「610弁公室(法輪功迫害専門機関)」の副主任を務めた彭波氏、山西省元副省長で同省公安庁の元庁長だった劉新雲氏、遼寧省元副省長で同省公安庁庁長だった薛恒氏らだ。  大紀元 831
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610弁公室は法輪功のことだけをやっていたのではない。 中国における汚れ仕事のたいがいを受け持っていた部署だ。 国内国外含めて。 設立も古い。 だからこれらの主要なキャラを粛清していくというのは、どう考えても江沢民、そして胡錦涛、これらに対する警告というか反撃というか、そういうものになっているのだろうなと思わざるを得ない。

西側と深くつながって、西側の精神を中国に呼び込むシステムになってしまっていたゲームを含めるメディア企業のテンセント、これも恐らく潰される。 今年1月の時価総額が110兆円だったのが、昨日の時点で61兆円まで下げられている。 これはまだ下がる。

今行われているのは毛沢東がやった大躍進からの文化大革命の再現だ。 だからあの時に起きたことがほぼ同じ形でこれから中国の中で再現されると思っていれば間違いない。

だからバイデン達が中国に対しての各種の制裁を緩めていっても「 チッ、余計な事をしやがって」 とばかりに中国の側がこれらの制裁解除の中国企業を、中国政府自身が制裁してその息の根を止めるというのをやっている。 これは恐らくもっと大きくなる。

流通とIT関連、芸能やメディア、ネットバンキングなどの新興金融。 これは今の中国共産党よりも大きな力を持とうとしていた。 これらの民間企業=江沢民、胡錦涛勢力の持ち物、が習近平政権よりも大きな力を持つことを、これを許すかどうか。 許すわけがない。 だから許さないから潰す。

これら格差の根源である資本家集団を潰して、貧しい人びとにカネを配るのだ… という表向きの綺麗なコトバに正面から反対出来る「 社会主義国家の国民の中国人は皆無」 だ。 どういう言葉だったか忘れたが、文化大革命の時の概念と全く同じ何かで彼らは本当に始末される。

中国共産党は「 人間の能力は生まれながらに最初から格差がある」 と秘密決定した。 だから助ける人間とそうでない人間をこれから中国共産党が勝手に決めて勝手にそれを、実際に、実行するのだ。 それがもう始まっている。 この動きは拡大することはあっても沈静化しない。 習近平主席の思惑が実現できたと確認できる、出来たその時までは。

だけれどそんな事が果たしてうまくいくのかなあ、だ。


  理想という名称の独善


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終了
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